17H29.10.20 決算全部の補足質疑 島村発言 地域猫活動

2017年10月20日by 島村高彦

171020hosokushimashima

平成29年決算委員会全部補足 島村発言10月20日

地域猫活動

○島村高彦委員  地域猫活動についてお尋ねします。衛生費の款で、ふま委員のほうから質疑がありましたけれども、続きをやります。

人間の出生率は皆さんが一生懸命努力してもなかなか上がらないというところがあるんですが、逆に猫の出生率は皆さんが努力しないとどんどん上がっていくというような状況がございます。

せんだって、区政連絡会で課長さんでしたっけ、説明をしていただきまして、そのときうちの第1地区のほう、町会長の中から、こんなものに税金を費やすというのはどんなものかという意見がございました。課長が帰った後に常任相談役の挨拶というのがありますので、私のほうから地域猫活動についてお話をさせていただきました。どういう目的でやっているかわからない人にいきなり話しても、ああいう意見が出るのはもっともだと思うんですね。猫はほっときますと、私の近所では魚屋さんの魚もくわえて持っていっちゃうと。それから、人間の生活圏の中にふん尿をまき散らすと。非常に猫のふん尿というのは臭いと。それから、盛りがつきますと夜中にとんでもない声で泣き叫んで、なかなか安眠ができないと。そういったことから、私のほうにもいろいろと苦情が寄せられておりました。

そういった中から地域猫の取り組みというものがやはり重要であるということを感じたわけですけれども、実際に取り組みの中におきまして、猫の苦情に対する相談も27年度から29年度に向かってどんどん猫の苦情相談も減っております。やはり背後にはそうした取り組みがあったんだろうというふうに思いますが、実際は、その町会長さんは税金をかけるというようなお話もありましたけど、現実的には避妊治療助成についてのみ出していただきまして、また関連するNPOの団体にも助成金を出していただいておりますけど、実際はみんな自腹を切って活動をしているという状況がございます。まさに私財をなげうって、自分の時間とお金をなげうって活動をしていると、そういったところがあるわけですね。

そういった話をする中で、逆にこの地域猫活動のおかげで非常にまちがよくなったというような町会長さんもいらっしゃいました。逆にこういった活動をもっとほかの町会長にも知ってもらいたいというようなことも言っておりましたけれども、非常になかなか認められない活動であると同時に、見えないところで区民の生活を支援しているというふうに私は思うんですが、そもそもこの活動について、担当課としてはどのようにお考えなのかお聞かせください。

○栗原生活衛生課長  地域猫活動につきましては、ふん尿被害ですとか、そういったあたりでの環境衛生の問題につきましての視点が一つと、それと人と動物の共生事業というところでの2つ目の視点です。この2つの視点を持って地域の取り組みを進めているところでございます。

○島村高彦委員  実は個別に前の課長さん、その前の課長さんか忘れましたけども、この方々の、活動している方々のいろいろな課題をまとめて提出をさせていただきました。当時、今からもう3年前ですね、3年前に活動している中で、さまざまな問題がございました。地域の人の中には理解がなくて、単なる迷惑な野良猫に餌をあげている人ということで、非常に地域の人がおまえらのせいで大変な思いしているんだということをその人たちに言って、時に暴力さえ振るわれそうになったと。また、区が委託している巡回パトロールの警備員からも侮蔑するような言葉を投げかけられたと。さらには、町会の防災パトロールですね、拍子木を持って火の用心で回る、その方々が、わざわざ地域猫の協議会のメンバーが餌をやっているときに猫の耳元で拍子木をカチカチと打ち鳴らすと、猫がみんな逃げていってしまうと。そのようなことを受けていたということなんですが、あれからもう3年以上たって、保健所のほうでも大変努力をしていただきまして、地域の中でこういった活動があることを広めていただいたんですけども、現状ではこういったことはもうないというふうなことでよろしいでしょうか。

○栗原生活衛生課長  活動している皆さんにつきましては、そういった場面の状況になったときにはきちんと活動の説明をしていただきたいということと、あとそれとともに、こちらの所管のほうにもお申し出いただいて、関係するところがありましたら、そちらのほうにもこちらから御説明をするというようなところで対応しております。

今回、区政連絡会ということで町会の方々にも御連絡、事業の御説明をさせていただいたと同時に、今後も普及啓発というところで事業紹介、図書館の展示ですとか、そういったあたりでの皆さんの活動の事業紹介等も計画しているところでございます。

○島村高彦委員  かつてはトラブルになって警察官を呼んだりして、ところが呼ばれた警察官もまだこういった活動に理解がなかったといったようなこともかつてはあったようでございます。だから、関連機関にいろいろと活動の意義について広めていかないといけないんじゃないかなというふうに思うわけでございます。

そういった中で一つお尋ねしたいのは、こういった活動について、同時に人と動物の共生ということでございまして、命の大切さ、そういったものをやはり区民全体が共有していくことが必要なんだろうと思うんですけども、特にそういった教育という点で、子どもたちへのこういった活動への周知というのは今までやっていますかね。教育委員会と連携して、こういった活動が区内で行われているんだよというようなことは取り組んだことはございますでしょうか。

○栗原生活衛生課長  今までの引き継ぎの中では、そういった活動までは手を進めていないというところは確認しております。

○島村高彦委員  今後広めていく上で、やはり一定の枠の中でやっている限りはなかなかこの活動というのは区内には浸透していかないだろうというふうに思いますので、ぜひそういったことも今後は検討していただきたいというふうに思います。先ほど、ふま委員のほうから、がん教育についてございました。同じく命というものは、やはり全てこの地球上に暮らす命というものを教育していく上で一つの大きなきっかけになるんじゃないかなというふうにも考えるところでございます。

また、実際に先ほど言いましたように自腹を切っていろいろと時間を見つけて活動しているメンバーでございます。でき得ればその辺の支援もということをお願いしたいんですが、今回はそれはやらないでおきまして、実際にほかの区でもさまざまな取り組みをしているわけでございますけれども、現状、今の本区がやっていることに対して数点お尋ねしますが、例えばまず本区の場合は地域協議会ということで町会の承認を得なければいけないと。当初は町会長の判こが必要であったということで、今は町会長の判こは要らないけれども町会長さんの承認をとってくださいねと、こういった状況になっております。それで、実際、今ほかの区においては、2人以上で申請すればすぐに地域猫活動ができるというような区もございます。こういった点がまずどうかということと、それからもう一個は、地域猫活動をしたいということで申請をしますと、区によったら、その意義を、それをやる人たちに教えるために、2時間ぐらいかけて講習を行うと。それを終了した上で活動家になれると。本区の場合は届けるだけで、すぐに書式が整っていれば認められるわけでございます。こういった違いがあるわけですけれども、今言った2点について、今後これを変えていくような、そういったことは検討したことはあるでしょうか。

○栗原生活衛生課長  地域猫活動の取り組みのパターンというか、種類があるかと思うんですけれども、一つには町会単位で活動していくような地域協議会という形での広範囲な部分と、あとはどちらかというと個人的なボランティアさん、個人のグループ活動というような形でのタイプがあるかと思います。豊島区の場合には、ボランティアさんと町会の皆さんと行政ということで地域協議会を広めていきましょうということで10年間来ておりますので、今エリア的には3分の1に達しているところでありますので、そういったところは進めていきたいというふうに考えております。

また、個人ボランティアさんにつきましても、今までは区のほうの人と動物の共生推進員、推進員さんのほうにかなりの部分をお願いして、地域猫活動について、こういう活動なんですよというようなレクチャーをしていただいたというふうな経過がありますので、そういったところは区のほうも支援体制については考えていきたいというふうに考えております。

○島村高彦委員  現状、ちょっと数えますと129町会のうち22町会ぐらいですか、地域猫協議会が設立されているんですけども、そもそもよく見ますと、町会ごとのやり方というのは住民の全体の取り組みという点ではいいかと思うんですけども、そもそも猫は自分の町会の中だけにいるわけじゃありませんので、僕は何々町会の猫だから、ここから先は行かないよというわけでもないんですね。また同時に、いつもいろんな課で隣接区の連携という話をしていますけれども、僕は豊島区の猫だから隣の北区には行かないよというわけではないんですね。したがって、隣接区のそういった連携体制も整えてほしいんですけども、区によってまるっきり条件が違っていたりします。だから、その辺のところをもう一回再検討してもらいたいと。

そういった区分けを設ける必要性があるのかないのかということを考えたときに、やはり区によったら数人で申し込みをすることによってそれが成立するというほうがよっぽど猫の動きに合っていると思うんですね。猫の個人助成についても、本区の場合はあくまで豊島区民が持ってこないとだめと。ほかの区は、どの区民が持ってきても個人助成としてはやっているんですね。要するに、どこにいた猫かというところに視点を置いているわけです。その猫が果たして豊島区にいたのか北区にいたのか、そこまで確認はできないですよね。したがって、届け出れば何区民が行っても、そこの地域にいた猫ということで助成をするわけですね。だから、そういった実態に合った形でやっている区もたくさんありますので、今時間がないんで細かくできませんでしたけども、その辺の体制の整備について、今後もう一回検討していただきたいということをお願いいたします。以上です。

○栗原生活衛生課長  23区につきましては、原則住民が対象になります。区によりましては在勤の方ですとか在学の方も含めているというところもありますが、基本的には住民の方が原則というふうに考えております。

周りの区の状況ですとか、そういったあたりもありますけれども、一応区の地域猫活動というところでやっておりますので、そういったところも大事にしながら検討をしていきたいと思います。

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