04H16決算 都市整備土木費10.15 土壌・水質汚染対策に一層取り組め

2004年10月15日by 島村高彦

s-00165  s-00242

平成16年 決算特別委員会・都市整備環境費

2004年10月15日

水質土壌汚染対策に一層取り組め

島村高彦委員
環境保全策についてお聞きします。成果報告の134ページに水質土壌汚染の相談件数ですね、これが241件となっているんですけれども、その内訳と、執行率が49.8%ということで、何かこれは計画されたものが執行されなかったものがあるのかどうか。その2点、お聞かせください。

高橋環境保全課長
全体の水質土壌の相談件数なんですが、土壌汚染対策の関係でいろんな引き合いというんでしょうか。

窓口での相談がございます。法令のいわゆる解釈を聞きに来る方もおられれば、この場所でどういう工場がこれまでありましたかというようなことが主です。大体250件ぐらい最近では来ております。 それから、執行率の関係で水質土壌汚染対策の経費、かなり執行率が低いんですが、実は15年度から拡充事業ということで委託経費を取っておりますが、当初、予算見積りした時よりも実施の段階の見積額が下がったということと、後は必要な項目を大分絞りまして、必要最小限の項目で実施したということもありまして、実際にかかった経費が下がったということで、執行率が低かったんですけれども、予算見積額が前の年ちょっと多かったという傾向もございました。

島村高彦委員
豊島区の中を見渡すと、これから移転が予定されている癌研の跡地だとか、後は高田の方にある製薬会社、この研究所の周辺なんかがぱっと見た感じでは一応、薬品を取り扱っているということで注意を要するかなと思うわけなんですけども。これ以外にも相談が解決しないという言い方は変なんですけれども、継続して相談になっている案件なんていうのはあるんでしょうか。

高橋環境保全課長
16年度、9月現在で土壌汚染関係で4件の届出が来ております。そのうちの2件が基準を超過したものでして、1件は表面被覆しておりますので、特にリスクがないということで土地改編時に処理をすると。もう1件がいわゆる高田の中外製薬ですけれども、汚染土壌を掘削して除却が終わったと。これからいわゆる建物が建つという格好になっております。それ以外に小さいところでは何件か窓口で承っておりまして、実際の届出を受ける途中の、そこまでいかないけれども土壌汚染調査をするべきであるとか、そういった件数が何件かは引き続いてございます。

島村高彦委員
はい、わかりました。環境に関することというのはなかなか問題が発生するまで手をつけられないケースが多いんですけども、特に、こういった薬品なんかを扱っている事業者なんかは当然その影響というものは自身で実感していると思うので厳しい指導を継続して行っていっていただきたいと思います。 先日、荒川区内の区立の公園でダイオキシンの汚染土壌という報道が載っていたんですけれども、本区の場合はその辺の状況はどうなっているでしょうか。

高橋環境保全課長
荒川区のケースにつきましては、新聞報道によりますと、しゅんせつの土砂を土地造成に使ったことが原因ではないかと書かれております。豊島区内では160カ所ほど公園と児童遊園がございまして、これまで区と都の方でダイオキシンの調査をしております。160カ所中12カ所で調査をしておりまして、その平均値としては9.2ピコグラム、1グラム当たり9.2ピコグラムということで、ほぼ他の都の調査結果の平均値、大体20ピコグラムが多いんですが、その範囲内に入っているということで、現在測っている公園、児童遊園の数値については特に問題はございません。

島村高彦委員
その中でも特に小さい子供さんが遊ぶ砂場だとか、あるいは関連していろんなペット関係のそういったふん尿ですね、そういった面の対策というのも講じられておりますでしょうか。

石井公園緑地課長
ダイオキシン対策については特段は対応してございません。

島村高彦委員
ダイオキシンという焦点を絞った対策ではなくて、何も人体に影響を与えるものというのは様々なものがあるわけですので、特に、子供さんなんていうのはその辺は無意識に体に入れてしまいますので、その辺の面も含んで本当に徹底したことができるかどうかというのはこれはまた別問題として一応、行政として可能な限りの注意も払っていく必要があると思うんですけれども、その辺の総体的な考え方はいかがでしょうか。

増田土木部長
まず、公園施設等につきましては、砂場等がありますと砂場を定期的に、なかなかできないわけですけれども、砂の総入替えであるとか、上下との入替えをするとか。それから、遊具等につきましてもやはり安全性ということで考えますといろんな点検をするということを適宜行うということを考えております。これらにつきましても整備計画等もつくっていかなきゃいけないということに取り組んでおりまして、全体的に広い意味で安全性ということを考えながら、施設を提供する立場に立ちまして利用者の立場に立って取り組んでいるところでございます。

島村高彦委員
健康に関することということで区民の関心も非常に高いと思います。先程も言いましたけども、問題が起きるまでなかなか行動が取れないというケースがよくマスコミなんかで報道されておりますけれども、ぜひ問題が起きる前にいろんな対策を講じていっていただきたいなと思います。予算の問題もありますので、事業者の方だとか区民の方に本当に関心を持ってもらうような形で、できるだけ区がお金を出さないで地域の人が自ら関心を持って自ら動いてもらえるような、そういった政策を継続していっていただきたいと思います。

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