15.10.19 H27年決特 全部の補足質疑  公衆便所維持管理

2015年10月19日by 島村高彦

平成27年決特 全部の補足質疑(10月19日)
公衆便所維持管理
○島村高彦委員  決算書の333ページの公衆便所維持管理についてお尋ねします。平成26年度も2,000万円を超える経費負担ということで、非常に大きな負担を毎年毎年かかりながら管理運営をしているところでございます。せんだって新区民センターのトイレの件で議論がございました。区政連絡会におきましても、この議論、新区民センターとか庁舎跡地の説明がなされたようでございまして、昨日それに基づいてうちの町会が役員会を行いました。新区民センターのトイレということで、町会長のほうから説明がありまして、うちの町会においてはほとんどすべての役員が今の時代に合ったすばらしいトイレでいいねということでございました。特に女性が使いやすいというのは大切な話だよねというようなお話ありまして、みんな賛成でございました。
ただ、同時にそこで意見があったのが、そういったところにきれいなトイレをつくるのはいいんですけれども、自分たちのまちの公衆トイレもきれいにしてもらえないんだろうかというお声がございました。私もこれまで議員やっていて、何回も公衆トイレもっときれいにならないのかというようなお話もたびたび伺っております。人によったら大勢の人が利用するから、実は何度も掃除に来てやってくれているんだよという話もしているんです。せめて外側だけでも、外観だけでもきれいな形にすることはできないのかと、そういったお声もあります。確かに外から見ても非常にみすぼらしいような感じになっているようなところもございます。そういった声を聞く中で、やはりその意見としては私はもっともな意見だなというふうには感じたわけでございます。まずこの御意見に対しまして当区のお考えはもっともだと思うか、思わないか、いかがでしょうか。
○石井公園緑地課長  確かに施設とかそういったものは老朽化してございます。そういうようなところでそれをすべてきれいにするということはなかなか難しいところがございます。それと特に公衆便所自体のところというのは、区道、土地ではないところをお借りしているというところもございますので、今の大きさを建てかえるというような形になりますとかなり大きくなるということもございますので、なかなかそれが御理解が得られにくい、物理的にも入らない、ちょっとそういうところもございます。
○島村高彦委員  大きさは関係ないんでございまして、きれいにするかしないかという話。今、多くの外国のお客様が東京、そして豊島区にもたくさん訪れていただいております。また2020年オリンピックを目指してまちをきれいにしていくというのも多くのお客さんを呼び込む一つの手だてかと思います。そういった中で、女性の外国のお客さんも数多くお見えになっていただけるんだろうというふうに思っております。さらに豊島区は女性に優しいまちづくりを旗印にして前進をしているところでございます。そこで、女性の課長にお尋ねをいたします。豊島区の公衆トイレ、全く抵抗なく利用することができますでしょうか。それと公衆トイレにつきましてはこのままでいいんだというお考えでしょうか。以上お答え願います。
○鈴木総務課長  私見でございますけれども、なかなか地域の公衆トイレ、ふだん回っていて使用しづらいという実態がございます。
○島村高彦委員  今のままで特段差し支えないというお考えを行政のお役人様としてそのようにお考えになっているかどうかというところを私見でいいので、お願いいたします。
○鈴木総務課長  願わくば、もう少し使いやすい状況になってほしいという願いはございます。
○島村高彦委員  終わります。
○高野区長  なかなか珍問答で、ちょっとうまく表現ができてなかったかなと思っておりますけれど、今回、区民センターのほうは、やはり今お話のように、女性に優しいまちづくりというような形でF1会議等々からさまざまな御意見、女性の方からいただいて、この豊島区が本当に皆さんが安心して来られるような、そういうまちづくりをということから、こういう発想が生まれたわけでありまして、今回これを一つのきっかけとして、私やはり豊島区じゅうの、特に公園のトイレが非常に汚いということは――私は女性のトイレには入りませんよ。ほかのトイレ等々感じておりまして、やはりそのまちの品格というような形につながるんではないかな。先日も渋谷区でかなりユニークなトイレの発想をというようなことで、まだ見に行っておりませんけれど、どこの自治体でもやはりこの問題は大きな課題ととらえているのではないかと思っております。
特に島村議員の地元であります巣鴨の、先日も池田議員からの一般質問等々でもお答えいたしましたが、中山道待夢のトイレ等は本当に狭いし、また数も少ないし、本当に長蛇の列というようなことで、おとといも待夢にお邪魔したときに――だから公衆便所に移りますけれど、そういうような形の中で見て、そしてそのときに合わせてちょうど巣鴨四丁目公園というんですか、三丁目公園なのかな、公園がありますよね。四丁目。四丁目公園も見ました。あれでは恐らく使う人いないんではないかなというような感じを持っておりますので、それらも含めて公衆便所は今回を一つのトイレの問題としてとらえる中で、そこだけがいいんではなくて豊島区全体の中、特に公衆便所等々、公園も含めて整備をしていかなきゃいけないと思っておりますので、できるだけ力を入れて、全部一遍にというわけにいきませんけれど、できる限りトイレを整備していきたいと思っておりますし、またそれの維持等々についてもいろんな面で検討したいと思っておりますので、私としてはトイレの検討チームぐらいのものを立ち上げたい、そんな思いもしております。

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