2008年07月09日 視覚障害の方々の視点
7月9日、新たに開通し話題を呼んでいる、副都心線の状況について巣鴨の視覚障害者団体の方々と視察を行いました。まずJR池袋駅改札から副都心線のホームに向かう途中、目の不自由な方々の移動には欠かすことのできない点字ブロックが突然として途切れてしまっています。連続している通路にもかかわらず、民間が所有している部分だけに点字ブロックがありません。また、駅施設やホームにおいてもやや不安を感じたり、連続性のない敷設の仕方がされておりました。こうしたことは健常者では、通常気が付かないものであり、視覚障害を持つ方々の視点に立って見ることができました。今後、視察の内容をまとめ、可能なかぎり安全・安心に利用できるよう、関係機関に要望を行ってまいります。