15.03.04 27予算島村 清掃都市整備土木費  公園整備にNPOの活用。地域住民と研究を

15.03.04 27予算島村 清掃都市整備土木費  公園整備にNPOの活用。地域住民と研究を

平成27年予算特別  3月 4日  清掃環境・都市整備・土木費

公園整備にNPOの活用。地域住民と研究を重ねる

○島村高彦委員  それでは、午後ということで。最初に、この都市整備部、土木担当部の皆様方においては、非常に多方面にわたっていろんなお仕事を取り組んでいただきまして、深く感謝を申し上げます。

私ども、私自身も間もなく議員になって12年ですが、いろんな方々の御要望、御相談を承っているところでございます。その中で特に福祉の関係も非常に数は多いんですが、どちらかというと、それぞれの置かれたお立場で、個別的な御相談が福祉なんかは非常に多いという中で、都市整備、土木に関しては、やはりまちのかなりの方々の御要望が来るわけですね。これはもう、私だけではなくて、ここにいる議員みんな同じでございまして、そういったことを日ごろ皆様方に御相談を申し上げているというような状況でございます。

そうした中で、各部の中で一番解決に至らない数も一番この部が多いという状況がございます。これは、やはりひとえに都市整備ということだけではなくて、ほかの課もいろいろと連携していて、そういったところとしっかりと連携を密にしていかないと解決しないようなこともあるんではないかなというふうに考えております。そうした中で、どこまで連携とれているんだろうというところで、たまに疑問に思うようなこともございます。また、ひとえに区だけではなくて、国だとか東京都、そういったところともいろいろと関係をしてきます。

したがって、ひとえに自分の範疇の中でだけお仕事をされていても、なかなか前に進まないという中で、また、法律もありまして、そういったところがネックになってなかなか進まないというようなことも往々にしてお聞きをしております。そういった中において、しかれども、やはり区民の要望が多い部署でございますので、今後についても、しっかりと各部、また我々とも連携をとってやっていただきたいんですが、1つ疑問に思うのが、大きく事態が展開したときとか、あるいは変化したときに、そういった連絡がなかなかちょうだいできないというふうに私自身は考えております。これはほかの議員はわかりませんが、場合によったら、国や東京都のほうから先にこちらに連絡があって、皆さんのほうからは、皆さんに抱きつくようにお訴えを申し上げているにもかかわらず、そういったお答えがないというようなこともございます。どうしてなのか、その辺はよくわからないんですけれどもね。

私どもがお訴えすることというのは、例えば我々でいえば公明党の支援者だけではないんですね。それ以外の方のお声もちょうだいして皆様方に訴えております。したがいまして、その辺をくれぐれも誤解のないように、事実に沿って認識をして対応していただきたいということを最初に一言申し上げておきます。

それでは、公園、児童遊園の活用についてお伺いします。

豊島区は、公園の面積というのは非常に少ないんですが、数的には全部で160ぐらいあるんですよね。相当な数の公園がありますと。で、この公園なんですが、児童遊園も含めて、それぞれの利用率というのはとっているんですかね。集会所等の公共施設の利用率はとっているんですけれども、この公園、児童遊園についてはいかがでしょうか。

○石井公園緑地課長  公園、児童遊園は160カ所あるわけなんですけれども、こちらについては、利用率というようなところ、これだけ箇所ございますので、きちんと人を張りつけて調査するというのは結構なお金がかかるものですから、廃止をするに当たっては、利用度を調べるために職員を1日8時間以上配置させて利用率を調べたことはございますけれど、それ以外のところについては調べてはございません。

○島村高彦委員  私が見るところによりますと、特に児童遊園なんかは非常に利用が、利用度が低いのかなというふうな気がいたします。大きな公園については、イベントがあるとき、もしくは夕方等、お子さんやお母さん方に結構利用されているようなところもございます。ただ、非常に数の多い児童遊園、こういったところが果たして区有施設としてもっと活用について考えなくていいのかなというような気はいつもしております。このままいくと、やはり維持管理経費だけがやたら発生して、それ以外には何もないと。緑の創出という点ではそれぞれ役に立っているんでしょうけれど、それ以外の点で非常に効果がどうなのかなというふうに思います。

今年度も予算で見ると、公園、児童遊園の維持管理経費だけで5億円を超えているわけですね。この費用がやはり区民にとって有効な意味の使用なのかどうかということをこれは考えていかなきゃいけないんですが、今回、F1会議の御提案によりまして、公園を整備するんですか。長崎のほうということなんですよね。これはF1会議の声を受けてということですが、潜在的にはすべての区民がここの小さな公園をもっと活用しないといけないんではないかということは考えているんではないかと思うんですね。そういった意味で、これまでも、公園の中に高齢者が気軽に集まれる介護の器具を置くだとか、あるいは防災においても、訓練のときだけではなくて、ちょっとした活動を行ったり、あるいは子どもの遊びに関しても、子どもが気を引くような形にするだとか、そういったことはいろいろお話しさせていただいたんですが、実際に担当課といたしまして、この辺の活用ということに関して、ふだん何かお考えはございますでしょうか。

○石井公園緑地課長  やはり160カ所あって、そのうちの約66カ所が児童遊園ということで、これについては、2年前の長寿命化計画のときに500平米以上のものを公園に移管した残りですので、非常にこの66カ所が小規模な状況でございます。小規模ゆえに、やはり子どもが集まったりすると苦情とかそういったところがあったり、少子化に伴って利用が減ったりというようなところもございます。

で、この間、みどりと広場の基本計画、前回、平成13年度から策定したところでございますけれども、大きいものができたりとか、利用度が少ないようなものとか、隣接地に保育園があったりするものについて、大体13カ所ほどを別のものに用途転換してございます。ですので、貴重な広場であるところを売却せずに、また、別の施設の需要に沿った形で、それを別なものに変えていくというようなことの取り組みも行っているところでございます。

ですので、現状について、今後その66カ所のところについて、これをそのまんま残すのか、別なもののところにやっていくのかというようなところについては、施設の再配置とかそういったところも含めて、区全体の中のところでまた検討する課題かと考えております。

○島村高彦委員  これまでの縛りの中で考えても、やはりなかなか有効活用というのは難しいのかなというふうな気がいたします。

それと、やはり1点、子どもが集まってうるさいということなんですが、やはりそういった方も大勢いらっしゃるのはわかりますが、やはり地域の中で今一番求められているのは、コミュニティを醸成していくということですよね。そういった中で、F1会議においても、子育てという観点からそういった広場を御希望されているんだろうというふうに思います。したがって、そういう観点から、これまでの縛りにとらわれずに考えていくということも必要なのかなというふうに思います。

どこの自治体も、この公園の管理費用というのはばかにならないということで、やはり有効活用ということに取り組み始めているようなところもございます。例えば、ちょこっと調べただけで、名古屋市だとか、その隣の日進市なんかでは、いっそのこと公園を畑にしちゃおうということで、地域の住民が自主管理で畑をやっております。で、今相当な大きな規模になって、それを売却したり、それを維持管理経費の一部に充てたりというふうな試みをしているようなところもあるようでございます。これがやはりここまでになってくれば生産性を生み出しますから、こういった維持管理経費をカバーしていくようなこともできるわけですね。

しかしながら、公園をそのまま畑にできるような法律になっていないだろうと思うんですが、やはりここはそういうものの縛りを超えてこういう取り組みを開始しております。だから、これも1つの取り組みの事例だと思うんですが、こういうお話を聞いてどう感想を持たれますか。

○石井公園緑地課長  人口規模とか1人当たりの公園面積が、その市のところでどういった状況であるかというところについては私も存じ上げませんが、やはり人口密度が一番全国一ということで、23区でも公園面積が一番少ない本区において、やはりそういうような空閑地があるというのは、やはり防災の面とか、そういった面のほうはかなり大事なところではないかと思っております。

で、畑であれば、例えばそれが空閑地なのかというところはありますけれども、やはり土ぼこりの問題とか、そういうようなさまざまな問題とか、公平性をどういうふうに担保するのかと、そういうような問題もあろうかと思います。さまざまなところ、そういうようなところで生み出される今空き地とかそういったものについて、区の施策の中でどれが一番最優先にするのかというようなところは、区全体の中で取り組んでいくべき課題かと思います。

○島村高彦委員  一方、こういった生産ということだけではなくて、当然コミュニティをどんどん拡大させていこうということで、例えば福岡なんかでは、NPOを入れて公園の利活用についていろいろと地域住民と研究を重ねているという中で、1つおもしろいワークショップが立ち上がったのが、公園ではできない遊びについて話し合いましょうということなんですね。これは公園法で禁じられているけれども、地域の中で、もしこういうことをやったらおもしろいなというようなことを話し合って実行していくと。当然、役所の公園の管理課の担当とはお話を進めながら、いろいろと取り組んでいるようでございます。やはりこういったNPOを初め、こういった活用にたけた人を呼び込んで、今後、豊島区内の公園の有効活用というのをやはり図っていく必要があるのかなと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。

○石井公園緑地課長  さまざまな公園のほうの活用については、NPOの団体でプレーパークとかそういったような活動もされているところも聞き及んでおります。

また、千代田区なんかにおいては、ボール遊びを、そういうような、これはある程度お金のかかるような団体だと思うんですけれども、そういうようなNPOの団体に委託をして、ボール遊びの指導を公園の中で時間と日にちを定めて活用するようなやり方をやっています。

基本的には公園の中については今、ボール遊びとかそういったものを禁止しているわけでございますけれども、そういう取り組みを参考にしつつ、これから4月1日からオープンしていきます千川小跡地、そういうようなところで、どういうふうに普通の公園ではできないものをやっていくのかというような、今実験的な取り組みに、研究とかそういったものですけれど、取り組みを行っているところでございます。

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