15.10.09 H27決特福祉衛生費  高齢者の見守り体制

15.10.09 H27決特福祉衛生費  高齢者の見守り体制

平成27年決特 福祉衛生費(10月 9日)
高齢者の見守り体制
○島村高彦委員  見守り体制の強化についてお尋ねします。
これに関しては、ちょうど平成26年の一定のとき、26年度予算審議の直前、そのときに一般質問で中野区の地域支えあい活動の推進に関する条例、この内容に沿ってお尋ねをいたしました。大変失礼ながら、そのときの答弁が極めてあいまいな状況で終わってしまっておりまして、どこかでもう一回やらないといけないなというところでございました。
質問にもありましたように、最初に、多くの見守り事業の中で、主に地域の人に担っていただいております見守りと支えあいネットワーク事業、これについては、残念ながら年を得るごとに登録世帯数、あるいは協力員数の両方とも減少してしまっているということを指摘させていただきました。本来、高齢化ですので、年を得るごとにこの両方がふえていかないと、事業としての効果に疑問があるんじゃないかということでございました。
これに関して御答弁いただいたときに、見守り活動協力員や見守りを希望する方のニーズを的確に把握するとともに、その他の支援事業との連携等を踏まえ、より重層的にやっていくというお話がございました。このその他の支援事業と、この見守りネットワーク事業との連携を踏まえということなんでしょうけど、これは具体的にどういうことなのか、その辺お答えいただきたいと思います。
○直江高齢者福祉課長  そのとき私いなかったもので、ちょっとそのときの正確なニュアンスが伝わるかわかりませんけれども、高齢福祉課でさまざま事業してございますけれども、そんな中で、ただいまの見守りと支えあいネットワーク事業で利用者が伸びていないことにつきましては、これは手挙げ方式のものでして、希望される方が少ないというところが問題でございます。なので、希望していただく方をふやすということはもちろんあるでしょうけれども、希望されない方に対しましては、その他のものとしまして、先ほども出ましたシルバー人材センターによる緩やかな見守りですとか、民生委員による見守り、そういった希望されないといったその方の状況に合わせた別の事業を組み合わせて実施していきたいと考えているところでございます。
○島村高彦委員  結果として、成果報告書を見ますと、平成26年度はさらに25年度よりも減少してしまっているということでございます。事業として行う中で、これについてはどうなのかということで、さまざまな観点からの見守りをやっていますので、単にこの事業だけ云々で全体の成果ははからないということだとは思うんですが、先ほど来、自民党のほうからもありますように、高齢者の孤独死、あるいはもっと痛ましいことに子どもの虐待死、豊島区では大きなニュースはないようですけども、全国的には非常に悲惨な事件等がたくさんございます。
また、この豊島区では、中年の男性、それから若い女性、この方々の自殺率が非常に高いという数値が出ておりまして、やはりこういった人たちをどういうふうに救っていくかということで考えたときに、この26年のときの一般質問でもそうですけれども、豊島区の事業としての見守りをしっかりやってくれということを言っているわけではないんです。地域の中で、ちょうど中野区が目標にした重層的に見守りの広がり、これをつくることを考えてほしいというお願いだったわけでございます。そうした条件といたしまして、やはり見守りというのは関心の高い、低い、これが非常に差があるわけでございます。多くの人が気づいていながらも、かかわりたくないという気持ちもあるでしょうし、また仮に、ちょっとこれは問題だと感じても、どこに連絡していいんだろうという、こういう問題も出てくるわけですね。
私どもでしたら、高齢者だったら高齢者の総合相談センターですよと、子どもの虐待がちょっと疑わしかったら子育て支援課のほうにお願いしますと言えるんですが、そういう情報が一般の普通の忙しく生活している区民の中に届いているかということになりますと、これは非常に疑問があるわけでございます。やはりこうした人たちが関心の低い人も含めてさっと連絡できる箇所を、これをつくってもらいたいということをずっと言い続けてきているわけでございます。
第1に、気軽に連絡ができるということですね。やはり何かあっても、これはちょっと警察に電話しないとまずいなと思っても、かかわりたくないというのが恐らく多くの人の正直な考え方の中にあるんじゃないかと思うんです。やはりそういったところを回避して、とにかく情報を吸い上げる機関、これを1点に絞って、こういったものを設置をしてほしいということをお願いをしたわけでございます。実際、中野区では、何でもいいからすこやか福祉センターに電話ちょうだいと、子どもであろうが若い人であろうが高齢者であろうが、そこに連絡をください、こういった条例になっているわけでございます。
そうした中でそういったお尋ねをしたところ、答弁として、問題が深刻であればあるほど慎重に検討する必要があるというお答えなんですね。それは当たり前なんですが、ただ、一たん声を吸い寄せる箇所というのは、しかるべき対応能力と、それから個人情報を順守できる責任を持った方が対応すれば、そこからその後に必要な適切な部署に振り分けていくと。実際、中野区はそういう方式をとっているようなんですね。成果はわかりませんけれども。だから、そういった体制が、やはりまちの中で見守りの底辺から盛り上げていく上で非常に必要じゃないかというふうに考えるわけですが、その辺はどういう御認識をお持ちになっているかお答え願います。
○直江高齢者福祉課長  そこはまさしく重要なところでして、見守りが必要なのは高齢者だけではございません。今定例会で西山副委員長から一般質問いただきまして、区長から御答弁申し上げているところですけれども、高齢者に関して言えば、まだ高齢者総合相談センターという窓口ありますけれども、ただ、なかなか実際にその地域にいらっしゃる方には、それぞれの問題ごとにどこに通報したらいいのかというのはわからないというような、その辺は問題かなというふうに考えてございます。そこら辺を本当に早急に改善しなければいけないなと思っていまして、高齢者に限定しないわかりやすい通報窓口というものを一本化して設置しまして、とともに、そういった本当にちょっとした気づいたことをすぐに通報してもらうということを周知してまいりたいというふうに考えているところでございます。
○島村高彦委員  今回の西山副委員長の質問に対しまして、そういった方向でやっていくというような答弁をちょうだいいたしました。今後課題を整理し、速やかな実現を図ってまいりますと、こういう御答弁なわけでございます。
その前に、私に対してはさらにこのように御答弁してくださっているんです。1つの場所で引き受けるというんではなくて、複数の部局が相互に連携をして、情報を共有しながら対処するように取り組んでおります、このように言っているわけですね。これはこれまでも皆さんそういうふうに相互に連携しながら対応してくださったわけではございます。しかしながら、我々、区民の立場からすると、これがどうなっているのかというのは非常に見えないところでもあるんです。
つい先だっても、ある課題を抱える親子の方がいらっしゃいまして、私、相談を受けたときに、これはもうちょっと複数の部署にわたるなということで、4つの課の課長に同時に集まっていただいて、御相談をさせていただくような機会がありました。本当にお忙しい中、係長も来ていただいて、4つの課のことがちょうど私が必要だと思ったもので、呼んで集まっていただいたわけですけども、それは普通の区民がそんなことはできないわけでございまして、やはり何が問題になっているかというのも、当然ながら表面的なところを見ただけではわからないわけでございます。
したがって、やはり最初の情報を受け入れる場所をつくり、そこから実際何が問題になっているのかを見きわめ、そしてその後、適切な部署に振り分けていくと、こういう処理がどうしても私は必要だというふうに思うわけです。今回、西山副委員長の質問に対しまして、そういった形で実現をしていきたいというふうな声もございました。
それで、それと同時に、私の質問の最後に、そういうこともあるので、新庁舎整備にあわせて保健福祉システムの一元化を図る中で対応していくというふうなお声もございました。この保健福祉システムの一元化を図るというのは、どういうことでしょうか。
○常松福祉総務課長  今回、新庁舎に向けましてシステムをいじったときに、それぞれの区民の皆さんに関する相談事で共有すべき、保健福祉部局を中心として子育ての部局も含んではおりますけれども、そういったようなものにつきましては、共有するフォルダを御用意させていただいております。しかしながら、これまでのところ、今、島村委員のほうからお話のありました多岐にわたるような形でのもの、しかも、私ども保健福祉等を中心として区民相談ですとか、子ども家庭部といったようなところが使っているシステムですので、例えばこれが住宅の関係、危険家屋の関係とかになりますと、ちょっとそれは共有ができないところございますけれども、今そういうようなシステム上の対応はさせていただいております。
それと、中野区の事例につきまして、委員のほうから冒頭ありました際の対応を見ますと、例えば、中でもしかしたら倒れられているのかなといったような世帯に対する外部からの異変の発見ですとか、安否確認ですとか、そういった取り組みを中心に中野区は実績を積み重ねられているようでございます。それらにつきましては、今、社協のほうで取り組んでいただいている地域福祉サポーターですとか、あるいは民生委員のほうからコミュニティソーシャルワーカーのほうに御連絡をいただいて、可能な限り対応させていただいております。まだまだ課題の多い点につきましては、私どもも反省をして改善をしていかなければならないと思っておりますが、今後も取り組んでまいりたいと考えております。
○島村高彦委員  時間が来たので終わります。

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