15.03.04 27予算島村 清掃都市整備土木費 私道排水設備助成の拡充

2015年3月4日by 島村高彦

平成27年予算特別  3月 4日  清掃環境・都市整備・土木費

私道排水設備助成の拡充

○島村高彦委員  先ほど辻委員から空洞調査の話が出まして、いろいろと取り組み、お話、聞かせていただきました。これは私道については調査していないんですよね。

○宮川道路整備課長  今回は、区道の中でも広目の道路しか走れない車を使いましたので、私道はやってございません。今後もどうするかはわかりませんけれども、まずは区道を優先してやっていきたいと考えております。

○島村高彦委員  当然それでいいと思いますが、ただ、今後特に、先ほど下水管の不備が原因になるということで、下水管は公道についてもそういった不備なものが多々あるというお話ですが、恐らく全部比べたら、私道のほうが下水管はかなり不備な状態が多いんではないかという気がいたします。それで、当然公道と私道はつながっていますので、当然下水管も公共下水管と私的下水管がつながっているわけですね。公道だけやっても私道のほうの下水管が損傷して、それで道路が陥没する。私道だけ陥没すればいいんですが、当然くっついていますから、公道のほうにも大きな影響があるのかなという気がいたします。

そういった中でどうするかというところで、求めがあれば、今回、私道排水設備助成も拡充していただきまして、申請予定件数も多目にとっていただいているようなんですが、仮に求めがない場合、私道の下水管が原因で公道の下にそういう損傷が起こるようなことも出てくると思うんですが、そういう場合はどういう指導というか、どういう対処をしていこうとお考えですか。

○宮川道路整備課長  めったにないと思いますけれども、私道側で下水道管の不備によって公道側にまで及ぶような陥没が起こった場合は、基本的には原因者が直すことになるんですけれども、公道上で我々も通行の安全を確保する義務がありますので、公道につきましては我々のほうで対処することになると思います。また、それに附随して、私道のほうも地元と協議をしながら、どういう対処の仕方があるか話し合いをしながら対処することになると思います。

○島村高彦委員  私道については、なかなか管理の問題でこれまでもいろいろと問題を提起させていただきました。ちょうど下水管のつなぎ目というところでいろんなことも起こるんだろうということで、やはりこういった陥没という1つの危険性があるということを、やはり私道の所有者に対しても1つの情報として提供していくというのも、管理を推進する1つの大きな要因になるのかなという気がいたします。

したがって、公道について取りかかっていただいたということで、私道についても、そういった管理の促進の面から、そういう情報を区民にお話しするのも効果があるのかなという気がいたしますが、どうお考えでしょうかね。

○宮川道路整備課長  実際にどのようなやり方で私道の持ち主の方に周知するかというようなことも含めまして、今後、具体策について御相談させていただきたいと思います。

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